運動をしている子供が
「踵が痛い」
「踵を押されたら痛い」
ということがあります。
子供が踵の痛みを訴えたら「セーバー病」の可能性があります。
本記事では、「セーバー病」について解説していきますので、子供の踵痛に悩まれている方はぜひ最後まで読んでくださいね!
セーバー病とは(踵骨骨端症)
セーバー病は踵骨の成長板(成長軟骨)が炎症を起こす症状であり、特に運動やスポーツをする子供や思春期の若者によく見られる疾患です。成長期における活発なスポーツ活動や運動が原因となり、踵の痛みや運動制限を引き起こすことがあります。
セーバー病は特にバスケットボールやサッカー、バレーボールなど踵への負担が大きいスポーツをやっている子どもに多く、繰り返しの運動やジャンプ動作などで発症することがあります。
セーバー病はの症状が現れた場合は早めにご相談ください。
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なぜセーバー病になるのか
次になぜセーバー病になるのかを解説します。
- 急激な成長
- 過度な運動やスポーツ
- 足のアーチ低下
- 合わない靴を履いている
一つずつ解説します。
❶急激な成長
セーバー病の原因の一つが、急激な成長です。
子供の骨の先端は骨端軟骨と呼ばれる軟骨の状態になっています。
この骨端軟骨の中に骨端核(こったんかく)と呼ばれる豆のような軟骨が存在します。
成長期の子供や思春期の若者は、骨の成長が急速であるため、筋肉や腱が骨の成長に追いつかないことがあります。この成長の不均衡が踵骨の成長板に負担をかけ、炎症や痛みを引き起こす原因になります。
成長期の子供は急激に変化しているので、過度な負荷をかけ続けることは危険です。
❷過度な運動やスポーツ
次に原因と考えられるのが、過度な運動やスポーツです。
特にジャンプや着地など踵への負荷が大きい運動やスポーツをすることで、踵骨に繰り返しのストレスがかかります。このような運動やスポーツを継続的に行うことで、踵骨骨端症が発症する可能性が高まります。
運動をした後は適度に休息を取ることが大切になります!
❸足のアーチ低下
足のアーチ(土踏まず)が低い状態である扁平足の場合、足裏にかかる負担が増加し、踵骨に過剰な圧力がかかることがあります。これもセーバー病の原因となる可能性があります。
最近の子供は扁平足の子が多く、セーバー病になるリスクが高いです!
❹合わない靴を履いている
合わない靴を選択してしまい、踵部分のクッション性やサポートが不足したり履き心地が悪い靴を履くことで、踵への負担が増加し、踵骨骨端症が引き起こされることがあります。
合わない靴を履いてスポーツを続けるとセーバー病になる可能性が高くなります。
インソールなどで対処できる場合があるので、痛みが出た場合は検討してみてください。
セーバー病を予防するには
セーバー病を予防するには適切な靴選びや運動前のウォーミングアップ、休息が大切になります。
休息の仕方や靴選びにお困りの際はお気軽にご相談ください!
セーバー病の症状が出てしまった場合は、すぐに当院に連絡ください。
セーバー病の当院の施術法
江別市新栄台にあるふくい整骨院・整体院でのセーバー病に対する施術は以下のようになります。
- 電気療法
- ストレッチ
- 適切な靴やインソールの提案
❶電気療法
当院でセーバー病に対する施術方法の一つが電気療法になります。電気療法、超音波療法などをすることにより、痛みや炎症を軽減する助けになります。
電気療法は継続して受けることが大切です。セーバー病にお困りの方は一度ご相談ください。
❷ストレッチ
踵周辺の筋肉や腱を柔軟にするためのストレッチやエクササイズを行うことで、症状の改善や再発予防に役立ちます。
ストレッチをすることで周囲の筋、腱の柔軟性を高めます。
❸適切な靴やインソールの提案
足を適切にサポートする靴や特殊なインソールを使用することで、踵への負担を軽減し、症状の改善を促すことができます。
靴やインソールにお困りの方は一度ご相談ください。
まとめ
セーバー病は安静にしていることで痛みは自然と引いていく症状です。
ただ、子供はよく動くため特にスポーツをしている子は安静にしていることが難しく痛みが長引くこともあります。治ったと思って運動を再開してもまた痛みが再発する事もあります。
自然に治っていきますがそのままほっておいて無理に運動を続けていくと骨が突出変形してしまいますので甘くみすぎることはいけません。
当院にもセーバー病のお子さんはよく来院します。
どの動作を控えてどこまで運動を行っていいのかを相談しながら治療を行っていきます。小学生の子供で踵に痛みを感じたら江別市新栄台にあるふくい整骨院・整体院一度ご連絡ください!
ふくい整骨院・整体院にも多くの子どもが踵痛で来院しています。